選択性緘黙を治すブログ

娘の選択性緘黙を治すブログ

ピアノ教室で発話

今日、娘がピアノ教室で発話出来たらしい。

ピアノ教室は、本人希望で通い始めて、今日で3回目。1回目は全くピアノも弾かず、会話も出来ずに終了。2回目は、少し表情は緩んだものの、状況変わらず。

そして今日が3回目。行く前に、妻から、「今日、先生のお話しに答えられなかったら怒るからね。」とプレッシャーをかけたらしく、それが奏功して、発話出来た模様。

緘黙の子に対して発話を強要するのは本人のプレッシャーになるので、教科書的には推奨されないが、ちょっとした背景がある。娘が幼稚園で少しずつ小声で「おはよう。」だけ発話出来るようになっているとの事。先生が「おはよう、と言わないと教室に入れません。」と挨拶する事を促した結果、毎朝、小声で「おはよう。」が言えるようになったらしい。娘は、追い込まれる事で発話の殻を破りつつあるのかも知れない。これにヒントを得て、妻は娘にプレッシャーを与えた。

結果的に、ピアノ教室で普段の音量で発話出来て、終始、ピアノを弾いたり受け答えをしたり出来たようだ。妻も驚いていた。

夜、寝る前に、僕から娘に、ピアノ教室はどうだったか聞いてみた。娘は、最初は緊張したけど、お話しができた事、そして先生とお話しした事が楽しかった事を教えてくれた。それを聞いて、僕は本当に嬉しかった。

次回のピアノ教室は、どのように臨むかはわからないが、今回のように楽しんでくれたら良いと願っている。

選択性緘黙症の記録開始

選択性緘黙症の娘の記録。娘は4歳長女で、2歳の妹がいる。

今は幼稚園年少で、来月から年中になる。

 

娘が選択性緘黙だと気付いたのが半年前。

幼稚園の入園当初は、ちゃんと話せていたが、入園から数カ月経ってから、幼稚園で話せなくなってしまった。家や公園では普通に話せるが、幼稚園では話せない。

不安症から来るものらしいが、原因はまだ解明されておらず、治療方法も確立されていない。

 

発達に関する検査やクリニックに通ったが、成果は出ず、原因も不明。