選択性緘黙を治すブログ

娘の選択性緘黙を治すブログ

ピアノ教室で引き続き発話

今日のピアノ教室でも、先生ときちんと会話が出来て、発生しながらピアノを弾く等、練習も合格点だったようだ。

GABAのチョコレートも食べずに会話出来たとの事。本人も、ちゃんと出来たと自慢げに私に報告して来たので、たくさん褒めた。

段々、発話する事に慣れて来ているのかも知れない。何にも頼らずに会話出来た事が何より。このまま続いて、幼稚園でも成果が出る事を望んでいる。

シッターさんと対面

妻から聞いたのだが、今日、シッターさんと初めて対面したとの事。4月から妻が職場復帰する為、シッターさんに依頼する事になり、その対面をした。挨拶は出来たらしいが、シッターさんと一対一での会話には対応せず、目線も合わせなかったとの事。人見知りだろうから、回数を重ねれば慣れて話せると思っている。

英語教室で発話

先週末から、娘を英会話教室に通わせている。カナダ人の先生が、未就学児を対象に英語を教えてくれる。最初が肝心だと思ったので、次女も一緒に連れて行けば緊張も和らぐのではと思って、娘二人共連れて行った。50分の授業で、結果は次女が放った「Black」の一言のみ。後は二人とも言葉を発する事が無かった。まさか次女も、と不安が過ぎったが、普段は保育園で話しているので、この時は初対面で緊張していただけと思っている。授業中は、先生の問い等は概ね理解していて、消極的ながらゲームにも参加していたが、言葉が出ない。先生が歌いながらダンスをする遊戯があったが、幼稚園で習った事があるものだったので、ダンスだけは出来た。終わった後、娘にまた行きたいか聞いた所、また行きたいと言うので、今週も行く事にした。また、パパと二人で行きたいと言うので、二人で行く事にした。

ここ最近の発話の状況を見て、私は当然発話を期待していた。プレッシャーにならないようにしなければならないが、この良い流れを続けたかった。そして、再度GABAのチョコレートを食べさせて、これを食べたらドキドキしない、と再度念を押した上で臨んだ。

教室の入り口の前で、一旦立ち止まらせて、ドキドキしていないか確認し、「Good morning」の練習を2回させた。普通よりやや小さい声ではあったが、ちゃんと言えた。そして部屋に入る直前、先生や他の生徒を見た途端、私の後ろに隠れてしまった。当然、挨拶も言えない。何とか中に入るよう促して、椅子に座ったが、硬直したまま。目線も誰とも合わせない。このまま参加させても先週の二の舞になると判断し、一度、娘と教室を出る事にした。ロビーにソファがあったので、そこに座らせて、大丈夫か聞いてみた。もし、嫌だったら家に帰っても良いし、このソファで休んでいても良いと話した。しかし、本人は、教室へ行きたい、と言う。念のためバッグにしまっておいたGABAを取り出し、1つ食べさせて、ドキドキが無くなったかを確認して、「Good morning」の練習をして、再度教室へ入った。しかし、また硬直してしまって、何もしない。私は、再度娘を教室から連れ出して、ソファに戻った。しばらく、休んで、気を落ち着かせてから、再度GABAをあげて、「Good morning」を練習して、教室へ戻った。

そしたら、「Good morning」と小声で言う事が出来た。その声は、先生には届いたようだ。その後、先週やった遊びをした。磁石が付いている魚の絵を釣り竿で釣って、その魚の名前と色を言う遊びだ。先週やったので勝手がわかっており、自ら釣り竿を手に取り、青い魚を釣った。先生がその魚の色を問うと「Blue」と答えた。私は、心の中で嬉しさが込み上げて来たが、抑えて「Blueだね、良く言えたね」と軽く褒めた。

その後、徐々に慣れて行き、問いの答えについて、わかっているものは全て言えた。Blue、Yellow、Pink、Black、Starfish、Knee、Toes、Shoulder、Bag、Hatを言う事が出来た。上出来だった。そして帰り際、大きな声で「See you!」と言えた。やっと帰れると思う喜びからか、インターナショナルスクールでも、ここの英語教室でも、最後の挨拶だけは渾身の大きな声で言える。

結果的に娘にとっても、私にとっても良い時間だった。娘は、帰り道で、もっと遊びたかったと言っていた。また行きたいと思える事がとても良い事だと思う。

最近は良い流れになっているが、最大の課題は、これが幼稚園内でも発揮出来る事。娘はそれが出来ると信じている。その為に私が出来る事は何でもしたいと思う。来週の英語教室は、もっと楽しんでくれるに違いない。

インターナショナルスクールで発話

娘は去年の8月から土曜日だけインターナショナルスクールに通わせている。もう8ヶ月になるが、今までGood morningを言えた事がない。

今朝、スクールに行く前に、GABAのチョコを食べさせた。ドキドキしなくなるチョコだと再度話して食べさせた。スクールに行く途中、「今日はチョコ食べたから、ドキドキしないよ。だから、先生にGood morningを言ってみようか。」と話した。スクールの前に着いてから、私と2人でGood morningを2回練習した。小さな声で言えた。そして、いざ、ドアへ。先生が迎えに来てくれた。私が「言える?」と聞くと、「Good morning」と普段の音量で言えた。そして私に向かって「See you」と手を振ってくれた。いつもは手を振る事すら出来ないが、今日は一通り出来た。チョコの暗示が効いているのか、自信がついたのか、通い始めてから8ヶ月で一番の出来だった。ここ最近は良い流れが出来ている。これを定着させるしかない。焦らず、着実にトライ&エラーの繰り返しをして行く。

γ-アミノ酪酸の効用

ネットの情報では、不安症にはGABAが良いらしい。GABAはγ(ガンマ)-アミノ酪酸の略称で、心理的なストレスを低減する効果がある。高血圧や睡眠改善の効果もある。GABAを含む食べ物としては、トマト・ケール・ブロッコリー・バナナ・ぶどう・ヨーグルト等がある。ちなみに、市販されているヨーグルトの成分表示を確認してみたが、γ-アミノ酪酸の表示は無かった。

GABAと言えばグリコから販売している「ストレスを低減する」と記載のあるチョコレートが思い浮かんだので、早速買ってきた。1日当たりの摂取目安量は10gとの事で、5粒が目安となる。

これを何かイベントの前に娘にあげてみようと思う。

ピアノ教室で発話

今日、娘がピアノ教室で発話出来たらしい。

ピアノ教室は、本人希望で通い始めて、今日で3回目。1回目は全くピアノも弾かず、会話も出来ずに終了。2回目は、少し表情は緩んだものの、状況変わらず。

そして今日が3回目。行く前に、妻から、「今日、先生のお話しに答えられなかったら怒るからね。」とプレッシャーをかけたらしく、それが奏功して、発話出来た模様。

緘黙の子に対して発話を強要するのは本人のプレッシャーになるので、教科書的には推奨されないが、ちょっとした背景がある。娘が幼稚園で少しずつ小声で「おはよう。」だけ発話出来るようになっているとの事。先生が「おはよう、と言わないと教室に入れません。」と挨拶する事を促した結果、毎朝、小声で「おはよう。」が言えるようになったらしい。娘は、追い込まれる事で発話の殻を破りつつあるのかも知れない。これにヒントを得て、妻は娘にプレッシャーを与えた。

結果的に、ピアノ教室で普段の音量で発話出来て、終始、ピアノを弾いたり受け答えをしたり出来たようだ。妻も驚いていた。

夜、寝る前に、僕から娘に、ピアノ教室はどうだったか聞いてみた。娘は、最初は緊張したけど、お話しができた事、そして先生とお話しした事が楽しかった事を教えてくれた。それを聞いて、僕は本当に嬉しかった。

次回のピアノ教室は、どのように臨むかはわからないが、今回のように楽しんでくれたら良いと願っている。

選択性緘黙症の記録開始

選択性緘黙症の娘の記録。娘は4歳長女で、2歳の妹がいる。

今は幼稚園年少で、来月から年中になる。

 

娘が選択性緘黙だと気付いたのが半年前。

幼稚園の入園当初は、ちゃんと話せていたが、入園から数カ月経ってから、幼稚園で話せなくなってしまった。家や公園では普通に話せるが、幼稚園では話せない。

不安症から来るものらしいが、原因はまだ解明されておらず、治療方法も確立されていない。

 

発達に関する検査やクリニックに通ったが、成果は出ず、原因も不明。